開発環境の構築手順 (NetBeans編)

※ 2015年11月時点の情報です。バージョンや URL など更新・変更されている可能性があります。

参考:NetBeans IDE 8.1のインストール手順 (https://netbeans.org/community/releases/81/install_ja.html)

Java 8 (JDK)

※ 既にインストール済の場合は、省略可

http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/index.html

Download JDK

最新版をダウンロード。「Accept License Agreement」にチェックを入れて、自分のOSに応じて一つ選択

Download JDK Detail

ダウンロードが完了したら、インストーラを起動 ※ Windows の場合、デフォルトのインストール先が Program Files 配下になっているが、パスに空白が含まれるのを避けたほうがよい。推奨は C:\opt\Java\jdk1.8.0_xx\

Install JDK

続いて JRE(Java実行環境)のインストールが始まります。 ※ Windows の場合、デフォルトのインストール先が Program Files 配下になっているが、パスに空白が含まれるのを避けたほうがよい。推奨は C:\opt\Java\jre1.8.0_xx\

Install JRE

NetBeans

2015年11月時点で最新バージョンは 8.1。 zip 形式でダウンロードされるので適当な場所へ解凍。(Windows の場合、こだわりが無ければ推奨は C:\opt\ の下)

https://netbeans.org/downloads/

Java EE 版 をダウンロード (約190 MB)

※ IDE の言語は任意。ここでは日本語。 ※ プラットフォームはご使用の PC のOSに応じて選択。

NetBeans for Java EE Download

インストーラを起動

  1. IDE とともにインストールするアプリケーションサーバーは GlassFissh Server のみ選択し、次へ (インストールサイズ:約635 MB)

Install NetBeans

  1. ライセンス契約条件に同意し、次へ
  2. NetBeans IDE のインストール先と、NetBeans IDE用のJDKのパスを指定して、次へ

  3. NetBeans IDE用のNetBeans IDE のインストール先はデフォルトのままでも構わないが、Windows の場合は空白を避けて C:\opt\NetBeans8.1 のようにすることを推奨

  4. JDK のパスは先にインストールした JDK のパスを指定する

Install NetBeansIDE

  1. GlassFish のインストール先とGlassFishアプリケーションサーバー用の JDK のパスを指定して次へ

  2. GlassFish のインストール先は、Windows の場合は空白を避けて、C:opt\Java\glassfish-4.1.1 のようにすることを推奨

  3. GlassFishアプリケーションサーバー用の JDK のパスは先にインストールした JDK のパスを指定する

Install NetBeansIDE

  1. NetBeans IDE用のNetBeans IDE のインストール先と GlassFish のインストール先を確認し、インストール開始

  2. 「更新の確認」はチェックを入れて有効にしておくことを推奨

  3. 数分後、インストール完了。スタートメニューなどから起動を確認

Launch NetBeans

Java Web アプリケーション プロジェクトのクローンと動作確認

  1. コマンドプロント(Windows)、またはターミナル(Mac) などのコンソールを開く
  2. プロジェクトを作成する場所へ cd コマンドで移動する (ここでは C:\repos\OedoDevelopersClub とする)
  3. コマンド git clone https://github.com/OedoDevelopersClub/TicketsManager.git を入力し実行する

  4. プロンプトでパスワード入力を促されるので、GitHub のログインパスワードを入力する

参考: GitHub ページ (https://github.com/OedoDevelopersClub/TicketsManager) の以下の枠内が clone URL (クローンの対象を示す URI)

GitHub_git-clone

  1. NetBeans を開き、メニューバーの「ファイル」から「新規プロジェクト」を選択
  2. カテゴリ「Maven」を選択し、プロジェクト「既存のPOMを使用したプロジェクト」を選択して、「次」をクリックし「終了」
  3. ウィザード「プロジェクトを開く」が表示されるのでクローンしたフォルダを選択し、プロジェクトを開く

NetBenas_Import_Cloned_Maven_Project

  1. インポートしたプロジェクトを右クリックし「プロパティ」を選択

NetBeans_Open_Project_Properties

  1. カテゴリ「ビルド」>「実行」を選択し、「サーバー」「Java EE バージョン」を以下のように選択し、OK

サーバー
GlassFish Server 4.1.1
Java EE バージョン
Java EE 7 Web
コンテキストパス
/TicketManager (デフォルト)

NetBeans_JavaEE__Project_Properties_Execution_Environment

  1. メニューバー「デバッグ」から「プロジェクト(TicketManger)をデバッグ」を選択する
  2. プロジェクトがビルドされ、ブラウザが起動し、http://localhost:8080/TicketsManager/ が開かれ初期画面が表示されれば成功

Java Web アプリケーション プロジェクトの作成と動作確認

※ 新規でプロジェクトを作成する場合の手順 (既に開発中のプロジェクトは 「Java Web アプリケーション プロジェクトのクローンと動作確認」を参照)

参考: Getting Started with Contexts and Dependency Injection and JSF 2.x - NetBeans IDE Tutorial

新しく Java Web アプリケーションを作成してみます。

  1. メニューバーの「ファイル」から「新規プロジェクト...」を選択
  2. カテゴリ「Java Web」から「Webアプリケーション」を選択して次

NetBeans New Project Select Project Template

  1. プロジェクト名とプロジェクトの場所を入力して次

プロジェクト名
SampleWebApplication (適当)
プロジェクトの場所
C:\repos\OedoDevelopsersClub (適当)

NetBeans New Web Project Name and Location

  1. サーバーと設定を以下のように選択し、次

サーバー
GlassFish Server 4.1.1
Java EE バージョン
Java EE 7 Web

NetBeans New Web Project Server and Configuration

  1. フレームワークは JavaServer Faces を選択し、デフォルトの構成のまま、終了

  2. JPA の実装としては GlassFish サーバで EclipseLink がデフォルトで提供されるため、Hibernate は不要

NetBeans New Web Project Framework

  1. プロジェクトの作成が完了したら、ツールバーの再生マークのボタンをクリックし、サーバ(GlassFish Server)を起動させる

NetBeans New Web Project Server Running.png

  1. サーバの起動が完了したら、自動で既定のブラウザが起動し、index ページが表示される

NetBeans New Web Project Server Running Result